注目の成分β-グルカンについて
チャーガの組織成分の中でも特に注目されている成分がβ-グルカンです。
このβ-グルカンは免疫力をアップさせる成分といわれています。
チャーガに含まれているβ-グルカンは、含有量が天然アガリクスの2倍近くの多さとなっています。
チャーガに含まれるその他の成分について
?ポリフェノール
動脈硬化・老人性痴呆症・脳梗塞・リウマチ性疾患・心筋梗塞・通風・糖尿病・ガンなどの病気の原因となる活性酸素と戦う抗酸化物質のことです。
ポリフェノールは植物に一般的に含まれている成分で、ほとんどの植物に含まれています。植物の行う光合成によってできた色素や苦味の成分です。
研究者の間では5大栄養素(炭水化物・脂肪・たんぱく質・ビタミン・ミネラル)や、食物繊維に次ぐ、7番目の栄養素としてポリフェノールの研究が進められています。
?リグニン
不溶性食物繊維であり、植物の細胞壁を形成する成分の一つです。本来不溶性のリグニンは分子量が大きく人間の細胞内に入れないのですが、キノコ類の持つ白色腐朽菌が、不溶性リグニンを水溶性リグニンへと変化させ分子量を小さくして体内に新党します。水溶性リグニンは体内でアミノ酸と結合して、健康増進に繋がります。
?イノシトール
1850年ドイツのSchererが、牛の心筋抽出液から初めて単離した糖アルコールの一種であり、イノシットとも呼ばれ、抗脂肪肝ビタミンとも呼ばれるものです。一般に、細胞成長促進に不可欠なビタミンB群の一種として知られており、脂肪肝・肝硬変等の予防・治療薬として、また総合ビタミンドリンク・乳児の必須ビタミン剤等に幅広く使用されています。イノシトールは細胞膜をコウセイするリン脂質の重要な部分で、特に神経の膜に多く含まれています。
?エルゴステロール
ビタミンDの前駆体。しいたけを天日(紫外線)にあてる事でビタミンDへ成分が変化し、カルシウムの吸収を助ける働きをしてくれます。
?フラボノイド
様々な生理作用が確認されており、抗酸化作用をはじめ、毛細血管の保護・強化・吸収率の調整作用、抗ガン作用、抗菌・抗ウィルス作用、血圧上昇の抑制、その他にアレルギーに対しての抵抗力や虫歯予防にも効果があることが明らかになっています。
?アルカロイド
植物が持っている塩基性物質の総称のことです。体内の免疫組織を刺激してマクロファージの貪食作用を促します。そして、ガン細胞を増殖させない働きも持っています。 |